いかにして私は高齢処女になったか~完全無欠の自業自得~

せっかくなので振り返ってみる。なぜ私が高齢処女になったのか。
どうやってセルフロストバージンしたか。

小学生時代、開放的な常夏の国の東南アジアで過ごし、立派なマセガキに成長する。
12歳ごろに教室の後ろで男女数人でかたまって王様ゲームみたいな遊びをして、王様が「○番が○番の手にキスする!」という命令を下した。
その結果、私は坊主頭の男子から手の甲にキスされた。昨日のことのように思い出せる。
まさか異性からの粘膜接触がこれで最初で最後になろうとは、そのときは思いもしなかった。

日本に帰国し、中学校に通う。
厳しい学校だったせいなのか何なのかはよくわからないけれど「不純異性交遊が云々」とか「最近の中高生は初体験が早い、乱れている」という大人たちの認識とは遠くかけ離れた健全な生活を送る。
私だけでなく、周りも皆そうだった。処女じゃないやつ・童貞じゃないやつなんてほとんどいなかった。というかたぶん全然いなかった。カップルがいなかったもん。

ちなみに私はこの頃から友人の影響で腐女子になってゆく。なぜかというと、汁だくエロ漫画を未成年女子が所持するなんて難しいうえ、親に見つかったら大変だけど、なぜかBLなら比較的簡単に入手することができた。

万が一親に見つかっても「男女モノほどは怒られないだろう」という謎の認識があった。ある意味男女モノより衝撃だけど、なぜか当時はそう思っていた。
あとやはりBLには「妊娠」の危険が無いので、ファンタジーとしてその辺を安心して読むことができた。(最近はBLでもよく妊娠してますけどね)

そしてまぁ立派な腐女子になったけれど、同人誌を描くとか買うとか、そういった積極的行動をすることはなかった。

高校に進学し、色々な人たちが各地から集まっているだけあって、やはり色々と進んだ大人びた女子が数人いて…ここから「処女・非処女」を強く意識するようになって行く。

16歳の時、同じ路線を使っていたため仲良くなった友達(いない歴=年齢仲間)に、駅のホームで「うちら今まで生きてきて一度も彼氏いないとか、さみしいよね~私たちの初めての彼氏になる人ってどんな人なんだろうね」なんてほのぼのした会話をしたこと、今でもマジで昨日のことのように思い出せる。

その数か月後、彼女にはめでたく彼氏ができた。その後は彼氏をとっかえひっかえ。ストライクゾーンが広いみたいで、マジで来るもの拒まず状態だった。ちなみに、彼女はその後20代後半で大学時代に付き合ったサークルの人と結婚して立派なお母さんになった。

私はその後、17歳ごろからどんどん狂っていく。今考えると10代20代で処女なんて、何にも悩むことなんて無かったのに、メチャクチャ悩んでしまった。

処女どころか、告白されたことすらなく、キスもしたこともなく、手をつないだこともない(フォークダンスとか事務的な場合は除く)なんて、本当に恥ずかしかった。コイバナを振られても何も話すことが無くて誤魔化すしかなかった。

周りはどんどん大人の階段上ってゆく。自分だけ取り残されたまま。

テレビ・週刊誌・ドラマ・漫画…ありとあらゆるコンテンツが「最近の娘は初体験が早い!!」「渋谷の援助交際の現場を取材!!」「性に奔放な近頃の若者たち!!」みたいなことを煽る。もうものすごい煽る。もう私はスゴイ焦る。

18歳、受験や何やかんやで忙しかったから、悩む間もなかった気もするけれど、それでも悩んでいた。
夏休み、塾通いで忙しかった。塾通い仲間のなかに受験生の癖に恋人をつくる友達もいて…「大丈夫なのかな?」と心配していたら大丈夫じゃなかった。
第一志望落ちてやんの。これには同情したね。まぁ他の学部に進んでどうにかなってたけど。

大学に進学して、いよいよ焦る。
もうみんな大人だもん。大人の女性たちだもん。
しかも、他大学に行った高校の時の友達に聞くと、やはり皆サークルとかに入ってすぐ彼氏できてた。あとはバイト先。浪人組は予備校で知り合った人と付き合ってた。浪人生が恋だの愛だの…おい!と思ってしまった。駿台とかすごいみたいだった。恋愛事情が。当時はね…今は知らんけど。

地味めな友達とか、地味じゃないのになぜか彼氏がずっとできず「いない歴=年齢」仲間だった友達も彼氏ができてた。もう悲しくて悲しくて。そして焦り。悲しいだけならともかく、私の場合は「焦り」がものすごかった。語りつくせないほどの壮大な焦りがあった。ダイナミックな焦燥感が。

「皆が知っていることを、自分だけが知らない」という凄まじい劣等感、コンプレックスがすごかった。

あと、当時たまたま見ていた深夜のテレビ番組か何かで、一般人女性を招いてお笑い芸人が話をするような番組内容で…20歳そこそこの女性が「いない歴=年齢」で、未経験という話をしていて、それを聞いた芸人が「えっ?!マジで?新品??」と言い放ったのね。もうね、すごいショックで。今だったら炎上だろうけど、なんというか、もう本当にショックで。

今も活躍している芸人だけど、その人をテレビで見るたびに思い出す。「え?新品?」というセリフ。

べつにこれがトリガーになったわけれはないけれど、やはりそういう見方をされるんだっていうのがもう耐えられなくて。あとは単純な好奇心もあって。
だから自分でセルフロストバージンした。ゆっくりゆっくり、1日でやろうとせず、何日間かかけてやった。
指でマッサージするように、焦らず慣らして慣らして、ゆ~~~~っくりとやった。だからたいして痛くなかったし血もほとんど出なかった。

プラスチックの容器.jpg
↑ナニを入れたかというと、先が丸くなっているプラスチックの容器。
すごいっしょ。この私の根性すごいっしょ。
プラスチックと言っても、少しやわらかめの素材でできているやつね。ドラッグストアとかに売っている化粧水を小分けにするための容器みたいなやつ。あれ。
だってアダルトグッズなんて買えないよ。乙女には買えないよ。ひとり暮らしならともかく実家だし。
直径も3センチちょっとくらいでちょうどいいかなと。キャップの部分がナカではずれたら大変だから、ちゃんとマスキングテープで固定してやった。

「こんなことまでよく赤裸々に書くな」と思われるかもしれないし自分でもそう思うけれど、もうとにかく吐き出したくて吐き出したくて。33年間どれだけ苦しかったか。自分のこのわけのわからない性にまつわるエピソード。とにかく吐き出したかった。

今考えると、中学の頃からリストカットの自傷癖があったから、自分で自分の身体を傷つけることに抵抗が無かったからこんなことができたのかもしれない。

女性向けアダルトグッズiroha.jpg
そりゃね、当時こういう女性向けのものすごいスタイリッシュなアダルトグッズがあれば買っていたかもしれない。プラスチックなんてやっぱりやだもん。こういう感じのオシャレな玩具に身を委ねたかった。

当時はこんなもの無かったし、もしかしたらあったのかもしれないけどそれを知る術がなかったし、ネットショッピングも黎明期だったからなかなか手に入れることなんてできなかった。

それにしても色々と調べてみると、処女膜と一言で言っても色々なタイプがあり、人それぞれですね。どれだけの男女が処女について、もしくは処女の取り扱いやロストバージンのやり方について正しい知識を持ち合わせているのだろうか…と非常に疑問になる。
なぜ私が以前『夜這いの民俗学』なんて本を読んだかというと、その辺が非常に疑問だったからです。

そして今の日本の性のあり方って、なんか色々といびつなかたちになっているように感じて、女性の健康的な性的欲求もなんだかないがしろにされているように思えて、色々な思いがあって「昔はどうだったんだろう~?」と興味が沸いて夜這いの民俗学なんて本を借りてきてしまったわけ。

処女童貞同士や不慣れな者同士でガチャガチャと余裕のない処女喪失して痛い思いをするって、なんかおかしいようにも思う。
処女も童貞も昔みたいに、最初は慣れてる人(熟練したオッサン・年増の後家さん)にやって貰う方がいいんじゃねぇのか。もちろん好きな人同士で余裕を持ちながらやれるならそれが一番だろうけど。

なんか話が脱線してしまった。

その後、外人からナンパされるとか、男性と仲良くなるとか、そういうことはあったけれど結局なにも踏み出せなかったし、いざ気持ちを向けられるとすごく居心地が悪くて逃げ出したくなってしまい、実際逃げ出してばかりだった。これは回避性人格障害についての本を読んだときにも書いたけれど…回避性の傾向がある人間は、好意を向けられると怖くて逃げてしまうんですよね。

あと、自分のことを棚に上げて理想ばかり高くなっちゃって、気づいたら修正不可能な域に達していた。
キモオタが「若い美処女とじゃないと付き合いたくないもん!」って言ってるのと同じ。

しかも、もう何もかも崩壊して現状がニートですしね。全部自業自得。
完全なまでの自業自得。
当たり前だけどサークルとかバイトとか会社とか「男が一定数いる集団」に属していないとダメだよね。出会いなんて無い。(私は出会いがあってもことごとく折ってきたわけだけど…)

ほんと、バカ過ぎて涙出てくるなぁ。

今は「恋愛の仕方がわからない」とか「恋人ずっといない」とか「将来結婚したいなら学生時代に恋人を作っておかないとだめ」とか…まぁ色々なデータを見ると、色々思うところがあります。

本当に色恋や性愛に興味が無くて、まったくセックスなんてどうでもいいと思っていたり、他のことに邁進してゆけるならそれでいいのですけれど、1ミリでも未練があるなら、若い時に行動しておいた方が良いと思いますね。20代の頃にね。

もちろん行動するときは気をつけて。慎重に。でも慎重すぎるとダメなんだけどね。難しいな。

それにしても加藤はいね氏の「エロマンティック」というブログが面白すぎて笑った。という泣いた。
私はともかく、加藤氏のような…なんでこんなに…ちゃんと働いてて、家族仲も良くて、若い頃からエロに興味津々な面白い女性が高齢処女なんですか。

世の中不思議やな~。

↓よろしければクリックお願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ ニート日記へ
にほんブログ村

この記事へのコメント

  • 花音(凛)

    オメガバース良いですよね!(*^^*)

    私も腐女子ですよ!

    色々検索すると都内で処女喪失をお手伝いしてくれるイケメンの男性娼婦みたいな人もますよね。

    女性向けの添い寝屋さんとかも池袋にありますよね。(そこは添い寝のみでアダルト行為禁止ですが)

    人肌恋しくなる季節になると思い出しますが利用してみる勇気はありません…。

    結局は猫カフェにいってお金を払い、人肌ではなく、獣肌、モフモフの温かさで我慢しています。(TT)
    2018年05月08日 20:33
  • 松浦

    「皆が知っていることを、自分だけが知らない」という凄まじい劣等感、コンプレックスがすごかった。

    この気持ちわかります。
    皆が普通にやっている中で自分だけやっていないこと、できていないこと、があると焦るんですよね。

    それで焦ることによって視野が狭くなってドンドン強迫観念みたいなのが産まれて、”しなくてもいいこと”も「これは絶対にしなくちゃいけないことだ!これができなきゃ人間として失格だ!」みたいな考えになっちゃった経験があります。
    2018年05月08日 22:16
  • シスイ

    花音(凛)様>
    やっぱり性欲強いと腐女子になりやすいんでしょうかね…笑。
    オメガバースは設定によっては受け付けない場合もあるのですが、面白いものも多くて萌えますね。設定が凝ってると「すごい創造力だなー」と感心します。

    女性向け風俗とか、色々検索すると色々出ては来ますが、なかなかどの情報が正しいのかわかりませんし、怖いですよね。。
    女性向けの添い寝ですか…!なんだか色々なお店が増えてきてるんですね…すごいなぁ。でも高そう…(>_<)

    女性向け風俗の需要ってどうなんですかね。これから進化するのかな…どうなんでしょうね。

    私なんて猫カフェどころか野良猫追いかけてますよ。。もふもふ良いですよね。
    2018年05月08日 23:00
  • シスイ

    松浦様>
    ですよね。皆がふつうにやっていて、もうそれが当たり前のこととして社会が成り立っていると、本当に焦ります。

    やらなくていいことまでやったり…というのも確かにわかるようか気がします。
    余計なことまでやっちゃったりして。そこまで思い詰めなくてもいいのに、自分で思い込んじゃってるんですよね。

    たしかに強迫観念的なのかもしれません。
    2018年05月08日 23:03
スポンサードリンク