計画的自殺を完遂した哲学者の本
『自死という生き方ー覚悟して逝った哲学者ー』須原一秀
この本は、ザックリ言ってしまえば「元気なうちに死んでおきたい」と思い立って実際に実行した、当時65歳くらいの学者が書いた本である。
将来的に自殺で人生を終えようと考えている人間としては、やはり一度は読んでおくべき本かなと思い、図書館で借りてきた。
この本には須原氏本人が書いた原稿『新葉隠』が収められており、冒頭に解説者からのコメントがあり、最後には家族からのコメントが寄せられている。
全体的に力強い..